どうも、芋ころりんです。

今回は、稽留流産手術当日の話です。
1話目はこちら(第1話)からご覧ください。

手術当日
最初に改めて手術の説明や1日の流れの説明を受けた。

前回は夫も横で話を聞いたが、なぜか今回は夫はロビーで待っといて下さいと言われて、私だけ呼ばれて説明をうけた。
 
   10:30 に内診&手術前の処置
〜12:00 子宮が広がるまでベッドで待機(夫は部屋には来れない)
   12:00 手術
   14:30 術後、目が冷めたら帰宅OK
 
という今日1日の流れ、手術の説明、同意確認。

前回は私が涙涙で、看護師さんも話しづらそうだったけど、今回はしゃっきりして話を聞けている。
うん、私、ちゃんと覚悟できてる。

説明を終えたら、最後の確認で内診をした。 

「6Wくらいの大きさかなー。胎嚢は25mmくらいになっているね。大体7週目くらいには心音が聞こえて、8週目にはしっかり胎児の形ができてるんですよ。でも前回からの時間と成長を見ると、ほとんど変わってないねぇ。今日手術した方がいいでしょう。・・・・」

その後、先生がなんて言ったか正確には覚えてないけど、胎嚢の中に初めてキラキラ光るものが見えた。丸いものが2つあって真ん中で少しくっついている感じ。

前回は胎嚢しか見えなかったので、ほんの少しでも、赤ちゃんの痕跡を見れて嬉しくなりました。

超スローペースで成長してるのかな?笑
まだ現代の医学では解明できていないような「超低速成長胎児」みたいなものが実はあって、この子は実はそうなんじゃ・・・?なんて妄想したりして。
 
成長はしてるのかもしれないけど、今回は会うのは難しそうだね、ごめんね、手術するね。

子宮拡張の処置が怖かった

そして、内診をおえたらそのまま手術に向けての処置に移りました。
これが怖かった!そしてちょっとだけ痛かった!

手術のために子宮を広げる必要があるため、その処置をするらしい。
子宮の中にタンポンみたいなものを入れて、それが1〜2時間の間に子宮内で大きくなることで手術ができるとのこと。

事前に看護師さんに「痛いですか?」と聞くビビリな私。

「ん〜、少しだけ痛いかもしれないねぇ。緊張していると筋肉が強張って痛みを感じやすいから、力入れないようにしたら痛みを感じにくいよ!でも手術は寝てる間に終わるから、今だけ頑張って!」

 「はい・・・!」

まぁ少しなら大丈夫だろう!
自分のビビリ加減を知っているから、今回は手術方法は調べなかったのだ!
調べたら怖いからね!知らなくていいことはある!笑

そうして始まった処置だったが・・・・
怖かったーーーーー(泣)

子宮の消毒とのことで子宮をぐりぐりして(これは痛くはなかった)、あとは何したのか知らないが、タンポンみたいなものを入れるだけにしては痛かった。少しね。もう痛みは忘れたけど。

なんか子宮が引っ張られるような感覚もあり、急に生理2日目の鈍痛みたいなのを感じたりもしました。

先生と看護師さんがテキパキとしてくださったんですが、その真剣さと、見えない恐怖と、自分の体内に器具が入っているという恐怖で、たぶん痛みに過敏になっていたんだと思います、私。

すぐ終わるって看護師さんも言ってたし、緊張したら痛み感じやすいらしいからリラックスするのだ…!

服を握りしめ、ひたすらに無になるように努めました。

「・・・はい、終わりましたよ!もう楽にしていいですよ!」

お、おわったーーーーーーーー
怖かったーーーーーーーーーー
これでもう今日は終わったみたいなもんや!

と、心の中で自分を落ち着かせる。

が、途端に感じる吐き気。
「は、吐きそうです・・・」

医師「(小声で)しばらく顔色見といてあげて」、看護師「はい!」

今にも吐きそうな気持ち悪さを押し寄せ、何度も何度も唾を飲み込む。

「器口元に持ってますからねー、吐いても大丈ですよー。冷や汗かいてますね、怖かったですね、もう大丈夫ですよー」と励ましてくれる看護師さん。

冷や汗をかいていると言われてはじめて、自分が大量に冷や汗をかいていたことに気づいた。
それから2〜3分くらいかな?
いっそのこと吐くか、唾を飲み込みなんとか吐き気をかわしてみるか葛藤しながら吐き気と戦った。

結局数分後、落ち着き、吐くことなく済んだ。

これはたぶん、ビビリすぎて体調が悪くなったんだと思う(自論)。
極度の緊張による冷や汗と、吐き気だったのではないかなと。
だから、同じように施術受ける人がみんなこうなるわけではないと思います。。
痛みを感じたのも、めっちゃ痛いわけではなくて、「あ、痛いっす!!」って感じだった気がします。今となれば。生理2日目の一番痛いときのほうが痛い気がしますもん、今となればね。。

だから痛みに慣れてる人(そんな人いるのか?)は、あまり痛くないかも。

これから手術受ける人がいましたら、あまり緊張せず行くのが最善かと思います・・・!

手術までごろごろ過ごす

その後、待ち合わせロビーに戻る私と夫。

内診前後で、私の表情が全く違うことに驚いている夫。
たぶん漫画とかで表したら、青ざめてるんだろうな今の私(笑)

すぐに先程の看護師さんがロビーに来てくれ、手術室近くにベッドルームへ案内してくれた。

個室は満席で相部屋だったため、夫とはここでお別れ。
 
手術着に着替え、ベッドに横になる。
中に何か入っているため、座ると違和感があるので、横になる方がずっと楽だった。

私が通った病院では、全身麻酔で手術を行うため、寝ている間に処置が終わるらしい。
そのため、術後履く用のショーツとナプキンを看護師さんに預ける。

あとはひたすらそのときが来るのを待つだけ。
夫が気遣ってLINEをくれる。
なんて便利な時代なんだ…!離れてても時間を共有できるなんて…! 

このときにはもうさっきの処置の痛みは忘れていた(笑)

そして、手術
 
看護師さんに呼ばれ、手術室に向かう。
全身麻酔は初めてでちょっとドキドキ。
時刻は11:50。

最初に、血圧計測、筋肉注射、点滴をしてもらう。
これらを終えて時刻は11:56。

先生がやってきた。
看護師「では麻酔入れますねー」

「お願いします」

(って、先生器具を袋から出し始めてるし、今にも始めそうなんですけど!?私、まだガンガンに目醒めてますけど!?歯医者で麻酔聞きにくい方って言われたけど、まだ麻酔効かないうちに手術始まったりしないかな・・・(恐怖))

と心の中で一人慌てながら、じっとしていると、

看護師「目閉じておいてくださいねー。そのうち眠くなりますからねー」

「はい・・・(汗)」

全身麻酔ってどんな感じなんだろ、だんだん視界がぼやけてくるのかな、だんだん眠気を感じていくのかな?初めての経験だしちゃんと覚えとこ・・・・。






・・・・・




・・・・ん?
・・・・え!
寝てた!??
いつ寝た!?
え!!!!!
終わった??
ん?????
ここどこ!?


次に意識が覚めたときは、もうベッドの中だった。

最初は視界がぼやけて周りの景色がよく見えなかった。
頭も動かせず、自分がどこにいるのかわからなかった。

ぼーっとする中、涙だけながれた。

しばらくして、遠くの方が見えるようになり、少し頭を動かすこともでき、そこがベッドだと気づく。

どうやらもう終わったらしい。
すごい。
何も覚えてない。
いつ寝たんや私。

左手に何かあたった。近くのものがまだぼやけて見えない。
なにやらボタンがある。

そういえば、目が覚めたらナースコール押してって言われたっけ。
ひとまず押した方がいいのかな。
でもまだめちゃめちゃぼやっとしてる。

まぁいいや何時かもわからないし、もしかしてめちゃめちゃ時間経ってるかもしれない。押してみよう。

しばらくすると看護師さんがやってきて「どうしました?」

「よくわからないですが、ひとまず目が覚めたので押してみました」と声を振り絞る。声出してみたら案外声が出なかった。

「まだ30分くらいしか経ってないのでもう少し休んでくださいねー」

そう言って立ち去る看護師さん。

え、まだ30分なん。2〜3時間したら目が覚めるって聞いてたけど起きるん早ない私。

そういえば、お隣の人がいなくなったのか、しばらく前にシーツを変えたりしたのかな?ガタゴト音がしていた。たぶんその音で目が覚めたらしい。

そうか、まだ30分か。じゃあもう少しゆっくりしていいんだなとホッとする。

それからたぶん1時間くらいかけて、意識が通常に戻るまでゆっくり過ごした。

無事終了、帰宅

 だいぶ意識がはっきりしてきたので、再度ナースコールを押し、着替えて、血圧測り、ロビーへ向かう。
ロビーでは夫が待ってくれていた。

目が覚める頃の15時ころに来てくれたらいいよ、と伝えていたが、心配で1日ずっとロビーで待っていてくれたらしい。なんて優しい。

会計を済ませ、帰宅する。

術後2時間位は、歩いたり座ったりと動くたびに、体を縦に抜ける刺激があった(痛くはない)。
なので超ゆっくり動いた。

2時間を過ぎれば、その刺激は消えた。
その他お腹などには何も痛みはない。

当日は外出禁止、家事も禁止、安静にしておくこと!と言われていたので、ずっと寝ていた。

夜ご飯は夫が作ってくれた。優しい、ありがたい。

食欲あるし、体で痛いところはないし、手術も終わったしでホッとした。

今回の子には会えなくて残念だったけど、次に進めるスタートラインに立てたんだなとスッキリした気持ちにもなった。手術をしてよかったと思う。

これが私の手術の1日でした。